ブラックパール セラミック コーティング(特許取得済)

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独自特許技術   LinkIconブラックパールセラミックコーティング

CAE 社が開発したBlack Pearl Ceramic Coating (BPCC)は、従来のセラミック アニロックスの考え方を覆す特許技術となります。この根幹技術であるコーティング プロセスは、標準的なプラズマコーティングのヘッドをCAE 社が独自に設計改良し、セラミック溶射とBPCC のプロセスを一体化させた自動ロボットシステムを完成させました。
これにより、セラミック溶射オペレーターの熟練度に左右されることなく、レーザー彫刻によるセルパターンを再現性高く形成することを実現しました。

■ ブラックパールセラミックコーティングで得られるアドバンテージ ■

01

気孔率低減

Porosity Reduction

従来のセラミックアニロックスでは避けられない問題であった1〜2%と高い気孔率が、硬度を上げることなく0.5%前後まで低減可能。硬度が上がると脆く欠けやすいリスクがあります。

02

長寿命化

Longer Life

超硬化コーティングにより、CAE アニロックス スリーブはより長持ちし、競合他社よりも最大 25% 寿命が長くなります。 また、傷や表面損傷に対する高い耐性も誇ります。

03

研磨精度

Polishing Accuracy

最高度の表面研磨度を実現することにより、印刷品質が格段に向上し、作業後のクリーニング性が上がると共に、インクの沈着リスクも同時に低減することができます。

■ 世界のフレキソ印刷におけるゲームチェンジャーとなり得る理由とは ■

このブラックパール(BP)とネーミングされた特殊な粉体の専有特許権を約10 年前に取得した創業者が、このBPコーティングに適合した自動連続加工システムを構築する為に、一般的なプラズマ溶射ノズルと溶射工程に関するプログラムを独自に改良し、アニロックス加工の全工程(接着ボンドコート、セラミック溶射、表面研磨(Ra)、セルレーザー彫刻、最終仕上げスーパーポリッシュ)までを完全なロボットシステムによって完成させることに成功し、オペレーターは、最初のパラメーターを入力するだけで、高い再現性を実現しました。
 
作業者の熟練度に左右される事のない、セルの自動レーザー彫刻も含め、完全な連続自動加工することにより、BPコートにおける微細気孔の発生率が0.5% 前後に激減すると共に、黒真珠のごとき滑らかなセル内面の研磨仕上げによって、インクの転移率の大幅な向上と、メンテナンス洗浄が大幅に容易になるという大きな利益を享受することに成功しました。