セラミックコーティング 段ボール グルーロール糊付ロール

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段ボール・グルーマシン用 グルーロール/糊付けロール

ブラックパールセラミックコーティングにより、
均一な糊付けと糊使用量削減を同時に実現!

CAE社は、正確かつ制御された澱粉糊の塗布を何度も繰り返し行う、高品質のグルーロールを製造しております。ブラックパールセラミック技術の高度な精度と、高度な高精細レーザー彫刻の組み合わせにより、従来技術で製造されたグルーロールよりも厳しい公差で製造することができます。これにより、使用する澱粉糊のコストを削減しながら、品質を向上させることができます。
CAE社の高度なセラミックグルーロールを使用すると、接着不足や巻き込みを心配することなく隙間の精密制御が可能となります。従来式グルーロールのユーザー様に、最新式ブラックパールセラミックコーティングおよび自動レーザー彫刻技術をご使用いただければ、最新技術の進歩を実感していただけます。

最新 tCell(糊付けロール専用彫刻)

澱粉糊を塗布する際、品質に影響を与えるいくつかの原因がありますが、ドクターロールにキズや切れ込みスジがある場合、余分な糊が吸い取られて転写されてしまいます。 また糊付けロールに腐食やクロムメッキ剥離がある場合、澱粉糊の塗布が不均一になります。ロールの品質に関するこれらの問題は、澱粉糊の消費量の増加、不均一で平らに接着できず、波打ち、ヨレ、反り等を引き起こします。
また、フルートが不均一に波打つことで、印刷ムラが発生したり、給紙送りの問題により印刷速度にズレが生じて印刷不良発生する可能性が高まり、修正トラブルシューティングと余分に乾燥させるダウンタイムの無駄が発生いたします。
 
確実な接着を実現するには、糊付けロールとドクターロールそれぞれの軸ブレ(T.I.R.)及び外径(O.D.)を公差内に製造する必要があります。これにより、可能な限り安定した最も狭いギャップ公差が確保され、必要な接着強度と併せて澱粉糊の使用量も低減することができます。
 
ロール自体の構造も、段ボール製造の品質に多大な影響を与える剥離、傷、腐食にも大きく影響を与えます。
CAE社製グルーセットは最も厳しいT.I.R.とO.D.で製造されており、独自の黒色ブラックパール鏡面仕上げセラミックコーティングで製造されたドクターロールと糊付けロールの高性能グルーセットで構成され、高い歩留まり・生産速度の向上・澱粉糊消費量の削減・清掃の容易さ・高い再現性・ロール長寿命化が可能となりました。

 
従来品とCAE社製ドクターロールと糊付けロールの軸ブレ比較

上記アニメーション画像に見られるように、低精度と低品質グルーセットは、不均一な大きなギャップが生じます。軸ブレが0.01mm発生するだけで、塗布量も不均一になり、乾燥時間が長くなることで生産遅れや、無駄に不必要な澱粉糊が消費されます。
ドクターロールと糊付けロールの品質は、澱粉糊と廃棄物の削減、乾燥時間と装置速度の高速化により、これまでで最も収益性の高い段ボール製造を実現し、大きな節約を実現する見過ごせない重要な要素となります。


従来型のグルーロール

上画像は、従来のラインパターンのグルーロールを使用した際の澱粉糊の塗布サンプルです。

ブラックパールセラミック・グルーロール

上画像は、CAE社の高度なラインパターンであるグルーロールを使用した均一な澱粉糊の塗布サンプルです。

■ ブラックパールセラミックコーティングで得られるアドバンテージ ■

01

長寿命化

Longer Life

セラミック冶金により、従来の銅クロム合金 よりも長寿命を実現

02

コスト削減

Cost Saving

独自のコーティング特性による、強い耐腐食性と耐クロム剥離性

03

高精度転移

High Accuracy

厳密なTIR/OD公差管理により、ウェブに近く均一な隙間を確保

● 超硬特性の鏡面仕上ドクターロール
● 公差管理で、反り、ヨレ、波打減少
● 高精度セルによる糊の消費量削減
● ウェブ全体での安定した均一転移
● 糊付けの再現性と作業速度が向上
● 洗浄メンテナンスが短時間で完了

高精細な転移を可能とし、澱粉糊の使用量を最大30%節約

従来型ハニカム60度セルの9BCM容量は、アニロックス線数は200LPIになりますが、tCellでは360LPIとすることが可能となるだけでなく、セルの深さをより浅く、しかもセル内面はブラックパール コーティングで高い面粗度が確保され、転移率の向上と共にセル内の残肉も減り、洗浄効率も上がるという、全てに優れた性能を有しております。